増永静人略歴

大正14年(1925)、広島県に生まれる。
昭和24年(1949)京都帝国大学文学部哲学科(心理学専攻)卒業後、指圧界に入り、実技を修める一方、古今の文献を読破して指圧療法の理論の確立につとめた。
昭和34年(1959)から10年間、日本指圧学校の講師(臨床心理学)を務め、日本心理学会、日本東洋医学会に属し、昭和43年(1968)より指圧施術所「医王会」を主宰。昭和56年(1981)日本東洋医学会評議員に選出される。同年7月逝去。
晩年は国内にとどまらず、広く海外にて独自の経絡指圧を指導、普及につとめた。さらに自身の経絡の流れを感じながら、「経絡体操(イメージ健康体操)」を 作り、これを作ることによって自分の「経絡指圧」は完成した、としてその普及につとめた。増永静人は、これらを普及することによって、世界中の人々に健康 と幸せがもたらされることを望んだ。
昭和56年(1981)、享年57歳の若さで惜しくも天に召されたが、増永静人の蒔いた種は、日本に、海外に、着実に根づいている。

 

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